7. “野性の味”ではない。

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自然栽培というと、「野性の味」を想像する人もいるようです。確かに、何の工夫もなしに、ただ野菜の種をまいても、そう簡単には育ちません。

例えば大根とか人参とか、どんな野菜にしても、雑草に紛れてゴツゴツした野菜や、ゴワゴワした野菜が、育つには育ちます。けれど、その野菜は美味しくありません。おそらく、その野菜は「野生の味」がするのだと思います。

ところが、環境が整ってくると、野菜の共生微生物が増えてきて、雑草よりも野菜のほうが良く育つようになります。それこそが「自然栽培の真髄」ともいえる変化です。

そうなると、野菜はとても奥行のある、ふくよかな味わいになります。

畑には、たくさんの種類の微生物がいます。それぞれが、私たちの身体を丈夫にしてくれる微量の栄養素を作ってくれています。それらが根っこから吸収されて、「自然栽培の作物」になります。

この味に慣れてくると、たぶん、私たちの味覚が本来の能力にリセットされるのでしょう。肥料栽培(慣行栽培でも有機栽培でも)の作物を食べたとき、「肥料の味」が鮮明にわかるようになってきます。

もし、「自分の味覚が怪しいな」と感じたり、「毒があるのかどうか判別できるようになりたい」と思ったりしたときは、自然栽培の作物をある一定期間、食べ続けることをお勧めします。信じられないほど味覚が鋭敏になります。


「自然栽培の作物なんて、そう簡単に手に入らない」という方は、ぜひ自分で育ててみてください。都市部で近くに畑がないという場合は、プランターを使った通信講座をお勧めします。すぐに美味しい作物ができるようになります。

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