2. 先駆者

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日本発祥の「自然農法」。先駆者と呼ばれている2人の偉人がいます。1人は岡田茂吉(おかだ・もきち)さん、そしてもう1人は福岡正信(ふくおか・まさのぶ)さんです。
★岡田さんは1882年、東京都出身、1955年没。
★福岡さんは1913年、愛媛県出身、2008年没。
お2人とも、考え方や方法論などは多少は異なるものの、「作物を育てるのに肥料も農薬も必要はない」という点では一致していました。

私が自然農法について興味を持ったのは、青森県でリンゴを育てている木村秋則さんのテレビ番組を視たことがきっかけです。ところが、その番組では、「自然農法」という言葉は一切使われていませんでした。

その番組を録画して、何度も食い入るように見ていたら、木村さんが手に持っていた本の書名と著者がうっすらと読めました。そこに、福岡正信さんの名前があったのです。まずはインターネットで調べ、著書を読みました。さらに岡田茂吉さんという先駆者の名前もわかり、そちらについても調べました。

それで、結論から言うと、お二人ともとても素晴らしい考え方ですし、素晴らしい実践をされていたことがわかりました。しかし残念なことがひとつだけありました。技術が確立しておらず、再現性がいまひとつだったのです。

つまり、肥料も農薬も使わずに野菜や果物、お米をつくるための、いわゆる「ノウハウ」が確立されていませんでした。とても素晴らしい思想だし、先駆者のお二人の実績もすごいことはわかりましたが、才能に恵まれた限られた人にしかできない技術では、世界には貢献できないと、私は思いました。

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